レイクのカードの画像

2018年4月1日(日)に新生フィナンシャル株式会社から新しいカードローン「レイク」が誕生しました。

レイクは、フィンテックを活用した個人向け無担保ローンです。人工知能(AI)を用いることで、従来では融資できなかった若者層に融資可能となる見込みがあります。

貸付条件はSBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)と同じですが、専用のカードを発行しなくても借入から返済まで利用できるようになっています。

新生フィナンシャルの「レイク」とは、一体なに?

レイク

レイクは、SBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)から誕生した新しいカードローンになります。

SBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)はSBI新生銀行グループの「SBI新生銀行カードローン」となり、消費者金融の新生フィナンシャルが新たにサービスを開始します。

レイクはこれまでのSBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)と同じ商品内容となりますが、デジタルリテラシーの高い若者層向けのサービスも追加導入されています。

たとえば専用アプリを使ってスマートフォンだけで、セブン銀行ATMから入出金ができるようになったり、ラインのようなチャット機能を活用した対話機能が充実したりなど。*

以前よりもさらにデジタル機能が強化され、使い勝手の良いカードローンになっています。

SBI新生銀行カードローン エル(旧 新生銀行レイク※)は2018年3月で新規受付を停止しています。
2019年11月28日より、新生銀行カードローン レイクはSBI新生銀行カードローン エルへサービス名称を変更しております。※2020年3月2日時点の情報です※
そのため、新規借り入れを希望している人はレイクに申し込みましょう。

レイクの基本情報

レイクロゴ

レイクは、SBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)と同じスペックで借り入れができます。

融資額 1万円〜500万円
金利 年4.5%〜年18.0%
無利息期間
  • Webで申し込むと60日間無利息*
  • お借入れ額5万円まで180日間無利息*
  • 利用対象 満20歳~70歳以下
    担保・保証人 不要
    保証会社  新生フィナンシャル株式会社
    資金使途  原則自由
    借入方法
  • SBI新生銀行カードローンATM
  • 電話申込による指定口座への振込
  • WEB申込による指定口座への振込
  • 返済方法
  • SBI新生銀行カードローンATM
  • 銀行振込
  • 指定口座からの自動引き落とし(他行可能)
  • コンビニ収納(延滞時のみ)
  • 返済日 好きな日時を指定できる
    ※口座振替の場合は指定の日
    返済方式  残高スライドリボルビング、元利定額リボルビング方式
    申込資格  満20歳以上70歳以下で国内に居住、ご自分のメールアドレスがある方、日本の永住権を取得されている方
    遅延損害金(年率) 20.0%
    返済期間 最長5年、最大60回
    商号 新生フィナンシャル株式会社
    貸金業登録番号 関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

    ※いずれも契約額1万円~200万円まで

    ※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用は不可。

    レイクの特徴

    • 最短15秒で審査結果がわかる
    • 最短即日振り込み可能で、郵送物なしの借入ができる
    • パート・アルバイト・学生でも安定した収入があればOK
    • 選べる無利息ローンで借りれる

    最短15秒で審査結果がわかる

    レイクは、最短15秒で審査結果がわかります。

    審査時間は早ければ15秒でわかり、下記の審査時間外は、翌営業日にメールおよび電話にて審査結果が伝えられます。

    審査結果のお知らせ時間

    平日・土曜・日曜・祝日 8:10〜21:50
    毎月第3日曜日 8:10〜19:00

    当日中に審査結果を知りたい場合は、遅くとも21:00頃までには申込みを完了させておくといいでしょう。

    最短即日振り込み可能で、郵送物なしの借入ができる

    レイクは、平日14:00までの手続き完了で、その日のうちに指定先の口座にお金を振り込んでもらえます。

    このような振込融資の場合、契約後に自宅あてに郵送物が送られてくるのですが、レイクは専用カードが無くてもお金を引き出せるカードレス対応なので、自宅郵送物なしの借り入れが可能です。

    契約書や利用明細書等も、オンラインで確認できるようになっています。

    パート・アルバイト・学生でも安定した収入があればOK

    レイクは、満20歳以上70歳以下で、安定した収入のある方であればパート・アルバイト・学生でも融資に対応してもらえます。

    選べる無利息ローンで借りれる

    レイク公式

    レイクは初めて契約する場合、選べる無利息ローン「Webで申し込むと60日間無利息」「お借入れ額5万円まで180日間無利息」を利用できます。(いずれも契約額1万円~200万円まで)

    無利息プラン*
    web申込でお借入れ額5万円まで180日間無利息* web申込でお借入れ全額60日間無利息*
    対象者 レイクを初めて契約する方
    無利息開始日 契約日の翌日から開始
    契約額 1万円〜200万円まで 1万円〜200万円まで
    無利息期間終了後の貸付利率 12.0%〜18.0% 4.5%〜18.0%
    • レイクに初めてお申し込み頂いた方が対象。

    • 初回契約翌日から60日間無利息。

    • 無利息期間経過後は通常金利適用。

    • 30日間無利息、180日間無利息と併用不可。

    • Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。

    • ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。

    契約時にどちらか好きな無利息プランを選択でき、無利息期間内は金利が0円になります。

    レイクの借り方

    レイクの借り方イメージ画像

    レイクは、「web」「電話」「SBI新生銀行カードローンの自動契約機」の3つの方法から借り入れをしていきます。

    webからの申込みで優先して審査結果が分かり、迅速に借り入れできるようになっています。

    審査結果後に指定された書類を提出して、在籍確認がおこなわれる場合もあります。

    契約手続き完了後、専用カードを発行しなくても専用アプリを使って、セブン銀行ATMからQRコードを読み込むことで借入金を引き出したり、返済できたりする見込みです。

    必要書類について

    必要書類は、スマホで撮影して専用ページにアップロードするだけで提出できるようになっており、わざわざFAXや郵送する必要はありません。

    本人確認書類

    カードローンの契約をするときに運転免許証や健康保険証*、パスポートなどの本人確認書類の提出が必要になります。

    借入限度額50万円超は収入証明書が必要

    借入限度額50万円を超える場合は、収入証明書類(源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書、所得証明書、給与明細書等)の提出が必要になります。

    借入希望額と他社の借入残高の合算が100万円を超える場合もまた、収入証明書の提出が必要になってきますので、あらかじめ用意しておくといいでしょう。

    ※他社とは、使途自由の類似無担保融資サービスを提供している会社のことを表します。

    ※記号・番号や保険者番号部分、QRコードは見えないように加工してから提出してください(QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録商標です。)

    レイクの審査難易度

    勤続年数1年未満でも申込みできる

    レイクは、勤続年数が1年未満であっても、見込み年収で審査をしてもらえます。

    たとえば働いて3ヶ月の場合、1ヶ月あたりに稼いでいる金額を12ヶ月で掛けて収入の申告ができるようになっています。

    少なからず1ヶ月あたりに稼いでいる金額の目安が必要になりますので、勤め始めて1ヶ月以上経過していることが絶対条件になります。

    専業主婦は借り入れできません

    レイクは、パート主婦に対しての貸付けに対応していますが、残念ながら専業主婦への貸付けはおこなっていません。

    配偶者に収入があっても自己収入がなければ、融資に応諾してもらえずにそのまま審査落ちになってしまいます。

    レイクのような消費者金融は、総量規制という法規制によって専業主婦への貸付けができませんので、法規制の対象から外れる銀行カードローンの利用を検討されてはいかがでしょうか。

    1ヶ月付近で他社に申込みをした方はレイクの審査に落ちやすい!?

    これは管理人の話になりますが、2018年3月1日(木)にSMBCモビットで、同月24日(月)はJ.Score(ジェイスコア)で申込みをしていすれも審査に通過しました。

    しかし、同年4月2日(月)にレイクで審査を受けてみたところ見事に審査落ちしてしまいました。

    恐らく「申込みブラック」という複数の金融業者へ同時に申込みをしたことで、既にブラックリスト入りしていたのだと考察されます。

    レイクの審査結果の画面

    申込みをした時間が朝10:18頃で、そのわずか5分後に審査状況を確認してくださいというメールが届き、「ご融資いたしかねます」の文字が…。

    あまりの審査スピードの速さに、きちんと審査されたのか不安になるほどです。再審査を要求したいところですが、審査落ちとなっては仕方ありません。

    どうしても融資を受けたい場合は、融資に積極的なアイフルのようなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。

    レイクの金利を他社と比較してみた

    レイクと他社のカードローンの金利を比較してみました。

    金利 限度額
    J.Score(ジェイスコア) 年0.8%~12.0%* 10〜1,000万円
    レイク 年4.5%~18.0% 1~500万円
    プロミス 年4.5%〜17.8% 500万円まで
    SMBCモビット 年3.0%〜18.0% 800万円まで
    アイフル 年4.5%〜18.0% 500万円まで
    アコム 年3.0%〜18.0% 1〜800万円

    みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo!JAPANとの情報連携により貸付利率(実質年率)を0.1%引下げいたします(最大0.3%引下げ)。 (※)貸付利率(実質年率)0.8%については、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。

    J.Score(ジェイスコア)のほうが金利が安いですが、短期間の借り入れにはレイクが向いています。

    たとえばレイクの「お借入れ額5万円まで180日間無利息(契約額1万円~200万円まで)」というサービスを利用した場合、5万円借りて6ヶ月内に全額返済すれば支払う利息は0円です。

    低金利のカードローンより無利息期間を上手く活用したほうが良い場合もありますので検討されてはいかがでしょうか。

    レイクは即日借り入れが可能なのか?

    公式に”即日融資の解禁”が発表されているわけではありませんが、銀行カードローンから消費者金融へと「レイク」をリノベーションしたことで、最短即日借り入れが可能になりました。

    現在、銀行のカードローンは貸付自粛制度の導入により即日融資が禁止されていますが、消費者金融では即日融資に対する規制はありません。

    つまり、銀行カードローンのSBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)で不可能となった即日融資*が、消費者金融のレイクなら可能となり得るのです。

    実際に、みずほ銀行とソフトバンクが新たに始めた消費者金融の「J.Score(ジェイスコア)」は、みずほ銀行カードローンで廃止された最短即日融資がおこなえるようになっています。

    できるだけ早くお金を借りたい場合は、最短即日融資が受けられるレイクに申し込みましょう。

    ※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

    レイクは総量規制の対象に

    レイクは、SBI新生銀行カードローン エル(旧 レイク)からサービス性が大きく向上していますが、銀行から消費者金融へと変わったので、総量規制の対象外から”対象”になりました。

    つまりレイクは、貸付額が年収の3分の1までになるのです。

    消費者金融では、総量規制の例外貸付により年収の3分の1以上の貸付が認められる場合がありますが、レイクで例外貸付が導入されるかはまだ未定です。

    銀行ならではの安心感が残るカードローン「レイク」

    かつての新生フィナンシャルは、消費者金融であるほのぼのレイクから銀行カードローンであるSBI新生銀行カードローン エル(旧 新生銀行カードローン レイク)へと移行しました。

    そして、新たに銀行カードローンから消費者金融であるレイクへ主軸を移し替えています。

    ユーザー層のニーズに合わせて戦略的に再構築を繰り返しており、レイクの誕生には銀行カードローンの規制強化が背景にあるとされています。

    銀行のカードローンは、無職者に対して300万円を貸付けていたなどの過剰融資が問題となり、金融庁から指摘を受けました。

    これを受けた全国銀行協会は、即日融資の廃止や収入証明の提出、総量規制以上の貸付け禁止など自主的に規制を強化しましたが、銀行カードローンの縮小を見通した新生フィナンシャルは無担保カードローンの事業戦略の見直しを図りました。

    新生フィナンシャルは、銀行カードローンを希望するユーザーにはSBI新生銀行の「SBI新生銀行カードローン」で対応し、消費者金融ニーズを求めるユーザーには「レイク」および別の子会社が運営する「ノーローン」で対応する方針を決定しました。

    SBI新生銀行グループから新たに誕生した「レイク」は、銀行ならではの安心感が残るカードローンといえるのではないでしょうか。